40代での転職をおぼろげながらも考えているあなたは、様々な不安を抱えていると思います。リストラや倒産などによって40代にして転職や再就職を強制的にしなければならない人の不安はものすごいことでしょう。

 

このサイトでは、40代が転職活動を行う上での不安を少しでも晴らせるような情報を紹介していきます。

 

40代からの転職の実情は?

40代の転職のポイントに進む前に、厚生労働省の「平成29年雇用動向調査結果の概要」データを元に40代の転職者数の現状などを確認してみましょう。

 

 

転職者数は10代をピークに減少していき、30代後半でおおよそ10%程度まで下がり、40代の前半は30代後半と同じレベルの転職者数となっています。

 

ただ、45歳以上の40代後半となると転職入職者の割合は7%近くまで下がっています。40代で転職する人がいるのは確かですが、その割合は30代に比べて低いようです。

 

この数値だけでは、40代の転職が難しいといったことは言えませんが、転職入職者数が少ないということは、「40代向けの求人」自体が少ない可能性も否定できません。

 

40代の転職活動を成功させるための4つのポイント

40代での転職を成功させるには様々な準備が必要です。転職や再就職の際には以下のことを行う必要があるからです。

 

求人を探す
求人に応募する(応募書類やwebエントリー)
中途採用面接

 

40代の転職の場合は、「求人を探す」時点で壁を感じるでしょう。20代や30代に比べて求人自体が少ないのが確実だからです。

 

その少ない求人に応募しても、書類選考で落ちていてはドンドン可能性がなくなっていきます。基本的には一度落選した企業は最低1年は応募ができませんので。

 

頑張って書類選考を通過しても「中途採用面接」という最後の壁があります。せっかくここまで行き着いても、不採用になれば「求人を探す」ところまで後戻りです。

 

1.40代で転職できる市場価値があるか確認する

 

40代に限らず、転職ではあなた以外にも応募してくる全国のライバルたちがいます。あなたはその転職のライバルに競争で勝つレベルであることが必要なのです。

 

40代で転職をする上で把握しておくべき自分の市場価値としては以下のようなものがあります。

 

学歴

40代までなれば学歴は関係ないと思うかもしれませんが、大企業など大手ほど気にする傾向にあります。

 

40代までの転職回数

40代までにどれだけ転職をしてきたかも重要です。一般的には40代で「転職経験3回以上」は転職が多いと判断されます。

 

当然、応募企業の人事によって判断は変わりますが、転職回数が多いと書類選考の時点で落ちる可能性が高くなるのも事実です。

 

40代までに在籍した企業の規模

40代が求められるものの一つに「人脈」があります。自分が今まで業務をしてきた中で、様々企業やお客さんと接してきたことでしょう。

 

特に類似した業界に転職する場合などは、その「人脈」が転職先の会社にとって重要になることもあります。

 

大手企業の場合は「部署をまたいだ大規模の仕事の経験」。中小規模の場合は「専門的分野に特化した経験」などが特に評価される傾向にあります。

 

40代までに取得した資格

転職先によっては取得必須の資格がある場合もあります。自分が希望するような業界・業種に関連する資格を持っているかどうかも重要な市場価値診断です。

 

40代までに培った経験・スキル

40代を超えてくると、ほとんどの企業が中途採用において「スペシャリスト経験」や「マネジメン経験」を優遇するのは確実です。

 

30代よりも高い専門知識を有していたり、管理職やリーダーとして部下の役割を明確にしてチームとして利益を上げた経験のある人を欲しがります。

 

求人によってはそういった経験がなくても転職ができる企業もありますが、求人の幅は確実に拡がります。

 

2.40代での転職成功には自分分析が必要

今更と思うかもしれませんが、40代で転職をする前には自己分析が重要です。最も基本的な自己分析は以下を考えることです。

 

a.自分は何ができるのか?

自分が40代までに経験してきた業務経験や自らの学習などにより培った能力や知識を振り返ります。

 

転職先でも活かせるような能力や職務経験として何があるのか?これを振り返ることで、次の「やりたいこと」に対して足りない能力も浮き彫りになります。

 

足りない経験は補う覚悟で

40代の自分ができないからといって、転職をあきらめる必要はありません。転職後や入社までに準備できおそうなことを「できます!」と言い切るくらいの気持ちで面接に臨んでください。

 

b.自分は何がしたいのか?

おそらく40代で転職を考えたからには、前職や現職に何かが足りなかったからでしょう。その「足りなかった部分」を明らかにしましょう。

 

また、仕事に限らず「興味・関心」や、どういったことに意欲が湧くのかを考えましょう。

 

c.仕事に求めること「価値観」は何か?

仕事をする上で、人は色々な価値観を持って働いています。「お金(報酬)」「仲間との関係」「人への貢献」「知識欲を満たせる」など様々です。

 

仕事に対して何を自分が求め、優先したいのかを考えましょう。

 

d.自分の性格面での強みを考える

性格についても考えるのは重要です。転職先では新しい環境に溶け込む必要があり、新しいことを年下などから学ぶ「謙虚さ」や受け入れる「素直さ」も重要でしょう。

 

また、40代の転職先でもさらに成長し、転職先企業に貢献するという「向上心」も必要です。そして、環境の大きな変化に耐える「ストレス耐性」も大切です。

 

こういった将来起こり得る変化に対して自分の性格でどのように対応できるか把握しておくことも重要です。

 

3.40代にオススメの転職エージェントを使う

40代での転職は思った以上に大変です。とくに在職中で転職活動を行う場合は、普段の業務に追われながら「求人検索や応募」「面接の日程調整」「面接」を行う必要があり、とても一人では手が回りません。

 

また、退職後やリストラの果てに転職や再就職活動をするハメになった場合は、生活費や税金支払いによって金銭的な余裕がなくなります。この恐怖は40代の転職者のほとんどが感じていることです。

 

転職エージェントにほとんどの手続きを任せる

転職エージェントは求人元企業から人材斡旋を依頼されています。報酬も求職者が入社することで企業から支払われるため、40代の転職希望者が入社できるまでフォローの限りを尽くします。

 

  • 求職者の強み・弱み分析
  • 求人情報の紹介
  • 志望企業への応募代行・面接日程調整
  • 面接対策(模擬面接やセミナー)
  • 中途採用試験結果の中継
  • 内定から入社までのフォロー
  • 入社後のフォロー
  •  

    これだけ便利な転職エージェントですが、「40代向けの求人」を持っている転職エージェントでないと意味がありません。利用する際には「40代向けの転職エージェント」を選びましょう。

     

    4.40代での採用面接は失言に注意!事前準備が重要

    40代での転職活動で最難関となるのは、やはり中途採用面接です。採用面接では、面接官の質問に淀みなく答える必要ありますが、本音で話するのはNGです。

     

    また、明らかに準備不足な対応をしていると、面接官は準備不足をほぼ確実に見抜きますし、ポロッと失言にして窮地に追い込まれることもあります。

     

    身だしなみをしっかり整える

    基本中の基本ですが、面接官も人ですので、初対面の場合はある程度見た目判定が入ります。

     

  • 服がヨレヨレ
  • 髪や爪が伸び放題
  • 顔に覇気や笑顔がない
  •  

    「見た目で判断するような会社に興味はない」という人もいるかもしれませんが、見た目も意識できないようでは、人への配慮もできないと思われて仕方ありません。

     

    40代の転職動機で「給料」「待遇アップ」はまずい

    さすがに転職の動機で「給料をあげたい」「もっと肩書きをつけたい」という言葉はNGです。

     

    会社に勤める以上は、働きに対する評価として「給料」「昇進」があるわけなので、採用側も何ができるかを知りたいわけです。

     

    自分が貢献したいこと、現職(前職)ではそれができないことを伝えるようにしましょう。

     

    退職理由で会社批判はご法度

    例え現職(前職)の労働環境が悪かったとしても、そればかりを否定するような発言は辞めましょう。批判ばかりする人と面接を続けたいと思う面接官はいません。

     

    志望動機は油断せず企業調査をする

    40代の転職では「やりたいこと」「変えたいこと」を優先的に伝えたくなるため、「志望動機」が曖昧になる人が多くいます。

     

    なぜ、「応募先の企業がいいのか?」を伝える必要があります。そのためには、企業調査によって自分が望むどういった「仕事」「環境」があるのかを把握しましょう。

     

    40代からの未経験転職のハードルは高い

    40代から未経験に転職をしたい人もいるでしょう。未経験職への転職自体は可能ですが、「全く経験がない業界・業種」はやはり難しいです。

     

    経験がなくても今後のポテンシャルや人柄の良さがあるならば、20代や30代の希望者を雇います。

     

    完全に未経験の業界・業種を選ぶよりも、少しでも経験がある業界・業種を選んだ方が40代の転職の可能性は拡がります。

     

    また、「自分が全く未経験です。」というスタンスで転職活動をしていては、確実に不採用の連続に見舞われます。

     

    40代まで働いてきた経験をしっかりと振り返り、自分が志望する企業との関連性を探しましょう。

     

    40代にオススメの転職サービス

    40代での転職で最も苦戦するのは「求人を探す」ことになるでしょう。転職エージェントに頼るだけでは求人に有り付けないかもしれません。

     

    なぜなら、転職エージェントは「内定の可能性が高い人を優遇する」「そもそも40代の求人が少ない」といった場合もあるためです。

     

    転職エージェント以外にも、「ハローワーク」や「転職サイト」など様々な求人サービスを使うようにしましょう。

     

    人脈(縁故)を利用することも視野に入れる

    40代まで仕事をしてきたならば、仕事に限らずプライベートでも様々な人と関わって「縁」を築いてきたかと思います。

     

    そういった「縁」のある人に、仕事や求人情報が無いか相談することも検討しましょう。

     

    人は全く知らない人よりも、ある程度付き合いがあって信頼がおける人を紹介したいもの。40代の転職では縁故も活用しましょう。